こんにちは。私は現在36歳の会社員です。
実は、30代になるまで、一度も交際経験がありませんでした。
好きな人はできても、自信が持てずに距離を縮められず、気づけば「恋愛って何?」という感覚に…。
周囲は次々と結婚・出産。
焦りや劣等感で、心がざわざわしていた頃に出会ったのが、
恋愛経験が少ない人のための結婚相談所『ピュア婚』でした。
◆ 恋愛未経験を、誰にも言えなかった
合コンやアプリに何度か挑戦したけど、「経験値のなさ」がバレるのが怖かった。
「今まで彼氏いなかったの?」「なんで?」「選んでるだけでしょ?」
──そんな言葉を投げかけられるたび、ますます恋愛から遠ざかっていきました。
「私なんかに恋愛できるのかな…?」
そんな思いを抱えたまま、30代半ばを迎えていました。
◆ ピュア婚を見つけたとき、涙が出た
ある日ネット広告で見つけた「ピュア婚」というサービス。
“恋愛経験が少ない人専門”の結婚相談所──という言葉に、胸がぎゅっとなりました。
こんなサービス、本当にあるんだ…と、半泣きで申し込みをしました。
◆ 恋愛経験がないことを、否定されなかった
登録後、カウンセラーさんとオンライン面談。
私は正直に「交際経験がありません」と伝えると、
「ご安心ください。このサービスに来られる方は、ほとんどが同じ状況ですから」
と、やさしく笑ってくれたことが、忘れられません。
“できないこと”より、“一歩踏み出した勇気”を褒めてもらえたのが、嬉しかった。
◆ 初めてのお見合い相手も、恋愛未経験だった
紹介されたのは、同い年で研究職をしている誠実そうな男性。
彼も恋愛経験が少なく、「異性と1対1で話すのは緊張する」と照れていました。
でも、不思議と話しやすくて、
「お互いに不器用だけど、頑張ってる」そんな共感が、空気をやわらかくしてくれました。
◆ メッセージや会うペースも、ゆっくりで心地よかった
連絡も1日1通ほど。デートも月に1〜2回。
それでも、少しずつ、確実にお互いのことを知っていく時間が心地よかったです。
「次会えるのが楽しみだね」と、素直に言い合える関係性。
恋愛って、本当はこういう気持ちから始まるんだと、知りました。
◆ はじめて手をつなぎたいと思った
3回目のデートで、映画を観た帰り道。
横に並んで歩いていた時、彼の手がふと私の指に触れました。
「…つないでいい?」
その一言に、私はうなずくしかできませんでした。
人と手をつなぐことが、こんなに温かいなんて。
人生で初めての感覚に、胸がいっぱいになりました。
◆ ピュア婚は、恋に不器用な私たちを受け入れてくれた
この関係は、“恋人”というより、心を通わせるパートナーという言葉が合う気がします。
「うまくできない自分」を責めなくていい。
「不器用な人同士だからこそ、理解し合える」
──そんな風に思えるのは、ピュア婚という場所があったからです。
◆ 恋愛経験がなくても、幸せになれる
今、彼と穏やかな日常を過ごしています。
特別なことはなくても、隣にいるだけで安心できる。
それは、過去にどれだけ恋愛してきたかではなく、
いま、誰かを大事に思えるか──それがすべてなんだと思います。