こんにちは。私は34歳の元・東京OLです。
今は、朝は鳥の声で目覚め、縁側でお茶を飲む生活をしています。
この変化のきっかけは、田舎婚という、田舎に住む男性との出会いに特化した婚活サービスでした。
◆ 毎日が“何か違う”と思いながら働いていた
新宿の会社に勤め、キャリアもそれなりに順調。
でも、毎朝ぎゅうぎゅうの電車、終電帰り、乾いたコンビニごはん。
「このままでいいのかな」
休日も、ベランダから見えるビルの谷間を眺めながら、ため息をついていました。
◆ スローライフに憧れるけど、一歩が怖かった
YouTubeで田舎暮らしの動画を見ては、
「いいなあ、自然と暮らすって、気持ちよさそう」と憧れていました。
でも、知らない土地、知らない人、仕事のこと……
考えれば考えるほど、現実味がなくて、憧れのままで終わっていました。
◆ 「田舎婚」──地方の人との出会いがあると知って
偶然SNSで知ったのが、田舎に住む男性と、田舎暮らしを望む女性専門の結婚相談所『田舎婚』でした。
「田舎に住んでいる」「田舎に移住したい」その前提が合っているから、
話が通じやすく、距離も縮まりやすい──そう感じて登録してみました。
◆ オンラインお見合いで出会った“素朴な彼”
初めてのマッチング相手は、九州の山あいで農業をしている38歳の男性・悠馬さん。
派手な会話はないけれど、
言葉ひとつひとつが、まっすぐで嘘がない。
「うちの畑、今度見にきませんか?」という言葉に、心があたたかくなったのを覚えています。
◆ 初めての訪問──風の匂いが違っていた
東京から新幹線と車を乗り継ぎ、彼の住む町へ。
駅を降りた瞬間、空気が違いました。
空が広い。風がやさしい。
「人の暮らし」が、地に足ついている感じがしました。
悠馬さんの家で、手作りの野菜を出してくれた夕食。
心から「こんな生活がしたい」と思いました。
◆ デートは、自然と触れ合う時間
ドライブで川沿いに行って、釣り。
一緒に畑を耕して、採れた野菜でピザを焼く。
地元のお祭りでは、「彼の周囲からの信頼」も感じられました。
東京でのデートでは感じなかった、“本当の意味で一緒にいる時間”でした。
◆ 「この人とこの場所で生きたい」と思った
帰りの電車、窓の外の山々を眺めながら、決めました。
「私、この人と、この土地で生きていきたい」
もちろん、仕事のことや家族の理解、準備は必要でした。
でもそれでも、「この人とこの暮らしなら、頑張れる」と思えたのです。
◆ 今、目覚ましは鳥の声です
移住して半年。
朝は鶏の鳴き声、昼は畑、夜は星空と彼の笑顔。
最初は不安もありましたが、
自分の“本当の心”に正直になって良かったと思っています。
◆ 「東京じゃない幸せ」もある
田舎に住むことは、決して不便ではありません。
むしろ、人とのつながり、自然との調和、自分自身の心地よさがある。
そしてそれを分かち合えるパートナーと出会えるのが、「田舎婚」です。