はじめまして。34歳、会社員、趣味はアニメ・ゲーム・フィギュア収集。
恋愛経験ゼロ、いわゆる“喪男”でした。
中学からオタク一筋。ずっと「二次元にいれば十分」と言い聞かせてきたけど、心のどこかで誰かと“本当の意味で分かり合いたい”と思っていました。
けれど、オタク趣味を持ったまま恋愛なんてムリだろうと思っていた俺が──
今、同じアニメを語り合える“リアル嫁”と結婚生活を送っている。
そのきっかけは、オンライン結婚相談所「ヲタ婚」でした。
◆ オタク趣味で生きてきたけど、ずっと孤独だった
学生時代、周りは恋愛話ばかり。
俺は部屋でひとり、深夜アニメを見て、推しに課金して、イベント遠征に行っていた。
その時間は確かに楽しかった。けれど──
誕生日、クリスマス、年末年始。
「誰かと一緒に過ごす」ってどんな感覚なんだろう?
そんなことを考えながら、アニメのヒロインと画面越しに乾杯していた。
◆ マッチングアプリで心が折れた
数年前、思い切って一般的なマッチングアプリに登録してみた。
でも、プロフィールに「趣味:アニメ・ゲーム」って書いただけで、まったくマッチしない。
会えても相手の目がどこか冷たくて、「あっ、やっぱ俺って浮いてるんだな…」って気づかされた。
「普通」になろうとして、自分の好きなものを否定するって、地味にきつい。
◆ 偶然見つけた「ヲタ婚」という希望
YouTubeで推しのMADを観てたときに出てきた広告。
それが「アニメ・マンガ・ゲーム好き専門のオンライン結婚相談所・ヲタ婚」だった。
正直、「またなんか怪しいの来たな」と思ったけど、サイトを開いてみると──
- 趣味をオープンにできる
- 仲人が間に入ってくれる
- 匿名OKで安心
「もしかしたら…俺でも、話せるかもしれない」と思った。
◆ 登録してからの驚き
まず、登録時に専任カウンセラーとビデオ通話があった。
俺の趣味を真剣に聞いてくれて、「それって素敵ですね」って言われたのが新鮮だった。
プロフィール作成も丁寧にアドバイスしてくれて、自然体で書けた。
趣味に寄り添ってくれる人って、世の中にちゃんといるんだなって思った。
◆ 初マッチングと、初めてのヲタトークデート
マッチングしたのは31歳の女性・アヤカさん(仮名)。
プロフィールに「推し:ラブライブ!」「休日は同人誌描いてます」って書いてあって、思わずニヤけた。
初回のオンライン対面では、お互いの推しカプについて2時間語り合ってた。
「初対面なのに、こんなに楽しいって…ある?」
その後も連絡を取り続け、2回目はリアルでアニメイト→カフェという理想の流れ。
デートというより“オタ活”の延長。でも、それがよかった。
◆ 恋愛経験ゼロの俺でも、自然に「好き」が言えた
初めての告白は、イベント帰りの駅前だった。
「よかったら、これからも一緒にオタ活してください」
そんな不器用な告白に、彼女は笑いながら「よろしくお願いします」と言ってくれた。
オタクでいることを肯定された瞬間、人生が一気に色づいた。
◆ 交際 → 両親紹介 → 成婚
交際中は、同人イベントや映画の初日などを一緒に楽しんだ。
推しカプが違っても、尊重し合える関係が築けた。
1年後、俺からプロポーズ。彼女の部屋に飾られたグッズ棚の前で、指輪を差し出した。
そして今、結婚生活の一部が「一緒に推しを応援すること」になっている。
◆ ヲタ婚を選んで本当に良かった
– 趣味が理解されるだけで、こんなに心が軽くなる
– 無理に“普通”を演じなくていい
– 一生オタクでいたいからこそ、理解者と生きていける
「好きなものは、好きって言っていい」
ヲタ婚は、それを教えてくれる場所でした。
◆ あなたも、「好き」を否定しない婚活を
もしあなたが今まで、
- オタク趣味が原因で恋愛を諦めてきた
- 共通の話題がない相手と無理に話を合わせてきた
- 恋愛経験が少なくて踏み出せない
なら、ヲタ婚は確実に「味方」になってくれる。
一人で推し活も悪くない。だけど、一緒に泣けて、笑える“相方”がいたら、もっと尊い。